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    住宅瑕疵担保履行法講習会その2

    昨日の続きの住宅瑕疵担保履行法について
    私の思う問題点その2です。(問題点って程では無いですがf(^-^; ポリポリ)

    私達の様な「設計者」にとって一番絡んで来る
    各保険会社の「技術基準」について。

    技術基準で規定されている内容は

    ・地盤調査
    ・地盤改良等
    ・基礎
    ・屋根形状及び屋根防水
    ・バルコニー防水及び手摺の仕様
    ・外壁の防水
    ・外壁仕上げの仕様

    の各項目についてです。

    つい1ヶ月程前,この設計基準がある!と解った時に
    その時点での各保険法人の基準を調べてみました。

    それぞれ規定する項目については共通していますが
    細かい内容は微妙に違ってたりしました。
    (細かい文言が異なってて解釈の仕方が変えられる)

    昨日の講習では
    「各法人の技術基準や現場検査時期等は共通です。」

    と言ってたので,改めて各法人の基準をDLし直してみました。

    結果は・・・・・・・・・・

    共通やないやんけ!!( ̄  ̄メ)    
    現在指定されている法人は5社。

    内3社の物は文言までほぼ同じ。(でも微妙に違う)
    1社がちょっと違う。
    で,残りの1社はHP内で技術基準の資料を見つける事が出来なかった。
    この法人はふざけとる!!凸(-_-メ) Fuck You!!
    (文句のメールを送ってやった( ̄ー ̄)ニヤ...)

    で,気になる基準の内容をいくつか挙げて見ると
    (木造住宅の基準です)

    1.基礎の立ち上がりは地盤面より300mm以上
     基準法では防湿処置等きちんとしてあれば,立ち上がりが300mm無くても
     良い様になっているのに・・・・・

    2.屋根は勾配屋根とする。
     北海道なんかでは,落雪の問題等の関係でいわゆる「陸屋根」という
     平らな屋根が多いのに,それはダメって事??
     また,「勾配屋根」ってどこまでの勾配を言うのか?

    3.バルコニー防水の規定
     すのこ床のバルコニーは造れないのか??

    4.バルコニー手摺の規定
     壁を立ち上げる規定しか無いけど,手摺を「木」で造る事は出来るのか??


    各法人の規定の内容を読んで見ると
    「これらの技術基準を満たしていない物には保険を附保しない。」
    と,なってます。
    で,規定外の新しい技術や仕様が出て来た場合,
    法人側が「附保しても構わない」と判断した場合には・・・・・・・
    との一文が一応ありますが,んなもん期待出来ないと思います。

    新しい技術や材料なんかは,実績が無いから
    既に認められて実績のある物よりも明らかにリスクが大きく
    万が一の事を考えると,それらを簡単に認めるとは考えにくいです。
    認める代わりに,膨大な「実験結果を提出しろ!」
    とかになるんじゃ無いかな??
    そんな事,小さな工務店なんかには先ず不可能でしょう!


    で,これらの基準

    設計専業の所(設計事務所等)には
    未だに一切のインフォメーションが無い!!

    更には
    図面の審査は行わない!

    これって施行されちゃうと大問題を引き起こしますよ!!

    私の廻りの設計者もこの法律が出来て
    供託金か保険のどちらかが施工者に『義務付け!』になるのは知ってる。
    でも,施工者に対する法律だから,設計自体にはそんなに関係ない!
    と,思ってる人達が殆どです。

    で,知らずに「設計基準」に合わない設計をしてしまって
    それがそのまま施工されて,完成時に「では保険お願いします」
    と,申請すると
    「あっ,基準に合ってないので保険は附保出来ません。
     供託金になります。」
    なんて事になりかねません。

    (それも,何も考えずただただ言われた通りに図面を造っている様な
     設計者(いわゆる代願屋さんの様な設計者)よりも,
     真面目に空間の質だとか,新しい技術や知識を追求したり
     してる設計者程,こういう事体に陥る可能性が高いと思われます。)


    そうなったら,業者は供託金なんて納められない。
    納められないから引渡しが出来なくて工事代金回収が出来ない。
    一方の,施主さんは自分の家なのに住宅を引き渡してもらえない。
    施工者,施主どちらも莫大な損害を被る。

    結果設計者が訴えられて損害賠償請求される。
       ↓
    設計者がそんな金額払える訳が無い。
       ↓
    自己破産や廃業
       ↓
    結局,業者も施主も代金回収出来ない。泣き寝入り!!

    なんて事も考えられ,法律その物の意味が無くなるんじゃない??

    こんな大事な事なのに,なんで設計専業者に一切のインフォメーションが無いのか?

    各法人にとって,設計者は「直接の顧客じゃない!」から
    そんな奴らに,経費を掛けてまで講習会等やってられるか!!
    HPにアップしてあるんだから,自分らで調べるのは当然だろ!!
    て,所なのかも知れません。

    が,大問題を引き起こしかねないのに
    今の様に
    インフォメーションも無し!!の状態でさらに
    「図面審査をしない」ってのは
    どこまでの物が認められるのか一切不明な為,設計基準に無いデザインを
    する事は難しくなります。

    何も考えない『ふつーーー!!』の家を
    何も考えず『無難な!!』家の図面を書いてろ!!
    て,事なんでしょうかねぇ┐( -"-)┌

    と,またまた長くなってしまった。f(^-^; ポリポリ

    てことで,まだまだ言いたい事があるので
    順次書いて行きたいと思ってます。


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