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    これってルール違反?

    ブログを始める様になって,他の人達のブログも
    色々と見て廻る様になりました。

    その中で「マイホーム造りの記録」の様なブログが
    私の想像していた以上に多かった事に少し驚きました。

    そう言うブログがかなりの数ある事は想像はしてましたが・・・・
    こんなにも多いのか!!と驚きです。(⌒_⌒)

    この先,私が設計させて頂く物件もブログに乗ったりするかも知れません。
    お施主さんへの対応や疑問に対する返答の仕方等,これまで以上に
    きちんとやって行かないといけないなぁ,と。f(^-^; ポリポリ
    (決して今が適当にやってるって事では無いですが。)

    そんな中,気になる記事をちらほら見かけます。
    それは,私自身数年前に体験した事です。    
    数年前,知人からある相談を受けました。

    「今度,家を買うんだけど○○(某大手住宅メーカー)の
     見積りが妥当なのか見て欲しい。」と言うもの。

    正直,メーカーの住宅の見積りなんて妥当なのかどうか私には解りません!

    そのメーカーが見積り金額の何割をメーカー経費として取っているのか
    またその金額が高いのか?低いのか?
    (一般的には3割から4割程度でしょうか?)

    各設備機器類等が金額に見合った物なのか?
    (一般的にそう言う機器類メーカー等では同じ品番の物でも,住宅メーカー仕様
     の物が存在します。それらは一般の工務店等に卸すよりも安い金額で住宅メーカーに
     卸されています。なんで他より安く卸せるのか?大量発注って言うのもありますが
     それだけで,一般の卸値との差額を確保するのは不可能です。てことは・・・)

    個人的には「純粋にその住宅に掛かっている金額」を考えると
    メーカーの住宅って言うのは割高になってる,と思っていますが・・・・
    (この辺については,またいずれ書いてみたいと思います。)

    と,話を元に戻すと,その知人は,とある大手2社に見積りと間取り図作成を
    依頼しており,その2社の見積りと間取り図を持って私の所に来ました。

    それを見て驚いたのが,2社の「間取り図」が全く同じ!!だった事。

    幾ら,お施主さんの要望を聞いて間取り図を造ったからと言って
    全く同じ物になる事が私には理解出来ませんでした。
    不思議だなぁ?と思ってその知人に聞いてみると・・・・・・

    「あっ,それ?最初に○○で間取り造ってもらったんだけど
     それが気に入ったので,そのままその間取り図を持って□□で
     この間取りで見積りをしてくれ!と頼んだから。

    と,悪気も無くさらっと言いました。

    これって,私の感覚からすると重大なルール違反!!です。

    自分達も一緒になって造った間取り図なのに何がいけないの?と思われる人も
    多いかも知れませんが・・・・
    その辺が以前書いた問題点の一つにもなるのかもしれません。

    特に,私の様な「設計専業」の者にとっては「間取り図」を造る事も
    立派な「労働行為」です。極端に言うと,その部分で報酬を頂く仕事です。

    例えば,この知人が初めは私に設計の依頼をして来ていた。と仮定すると・・・・

    何度か話し合いをして,間取り図を作成したとします。
    で,そのまま気に入ってもらえて進んで行けば基本設計・実施設計・工事監理と
    進んで行きますが・・・・

    間取りは気に入ったけど,設計料が高いので払いたく無い!!
    と,仮に思って間取りを作成した時点で断られたとします。

    で,間取りは気に入っているので,その間取り図を持って
    別の工務店等へ行って「この通りに造ってくれ」と依頼をしたら・・・・
    殆どの工務店は当然その仕事を受けるでしょう。
    しかも名目上の設計料はタダ。見たいな形で。(実際は見積りの中に紛れ込んでいますが)

    この例え話は相手側に「設計料を払いたく無い」と言う悪意みたいな物が
    ある場合ですが

    相談して来た知人の様に「単純にその間取りが気に入ったから」と言って
    悪意も無く,そのままの間取りを別の会社に要求する様な事がまかり通る様に
    なれば,上の例え話の様な悪意ある方法もまかり通っちゃう様になりかねません。

    現実にあった話。
    その昔「ネット住宅コンペ」のシステムが出始めた頃,とあるサイトで,ある人が
    プランをを募集したそうです。

    当然ながらそのコンペに応募する設計者はその段階では無報酬。
    結果的には数点の応募案があったそうですが,プランを募集した人は
    「気に入ったプランが無かった!」と言う理由で,案を選ぶ事無く
    そのまま,コンペを終了してしまいました。

    で,数年後発覚したのが(どういう経緯で発覚したのかは私は解りませんが)
    その人,実はコンペで気に入った案があった。
    でも,そこでその案を選んでしまうと「設計契約」をして設計料を払う必要がある。
    そんなもの払いたくないから。とサイト上では「気に入った案が無かった」と
    言う事にして,地元の工務店に気に入った案を持ち込んで
    そのプランで設計料を払う事無く建ててしまった。

    と言う物です。
    こんな事私達にとって許される事ではありません。


    家を「建てよう・買おう」としてる人にとっては
    「同じ物が幾らかかるのか比較したい!」と言う気持ちは解らなくは無いですが
    その場合はメーカーや工務店等の「設計・施工」で頼むのは間違いだと思います。

    例え同じ間取りの物になったとしても,各メーカー,工務店によって
    材料や設備機器類の仕様が違って来ます。
    そうなれば,金額も変って来るし,全く比較する意味がありません。

    こんな事が悪気無く行われている背景には何度も書きますが,前にも書いた様に
    素人でもパズル感覚で間取り図が造れる。間取り図さえあれば,一応家は建てられる。
    というすぐれた日本の木造住宅システムのおかげであると同時に
    まだまだ住宅建設においての「設計」の重要性が浸透してないのかなぁ。。と
    少し悲しい所です。ρ(。 。、 )

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